水上バーの静かな時間|モルディブ・センタラ・ラスフシ

センタラ・ラスフシで見つけた、大人のための静かな時間

モルディブ滞在中、特別なことはしていない。

それでも心に残っているのは、好きな時間に、好きな景色を前に、ただゆったりと過ごせたこと。

モルディブの魅力は、そんな“何もしない時間”が自然に手に入るところにあった。


目次

水上に浮かぶ「Viu Bar」

リゾートの西側、海の上にせり出した「Viu Bar」は、

日中は明るいターコイズブルー、夕方にはオレンジのグラデーションに染まる空と海を一望できる水上バー。

私たちはお気に入りのモクテルを手に、デッキに腰かけて過ごした。

雨季ということもあり、ゲストの姿はまばら。モルディブの景色を独り占めしているような気分。

ただ、波と風の音だけが聞こえてきた。


プールに入ったまま楽しめる「Waves Pool Bar」

もうひとつのお気に入りは、プールに入ったまま楽しめる「Waves Pool Bar」。

水着のままカウンターに腰かけて、冷たいモクテルをオーダーすることができる。

お酒があまり強くない私にとって、豊富なモクテルのラインナップがあるのは嬉しいポイント。

メニューにはしっかり名前と説明が記載されていて、英語が得意でなくても指差しで安心して注文できる。

何をするわけでもなく、喉が渇いたから、ふらっと立ち寄る。

気負いのないその感じが、すごく心地よかった。


シュノーケルのあとの、至福の一杯

この島では、ホテル周辺のサンゴ礁やドロップオフで、色とりどりの魚やサメを間近に見ることができる。

たっぷり泳いで、海を満喫したあと――

椰子の木陰にあるビーチベッドに身を預けて、モクテルを飲みながら休む時間が、何よりも贅沢だった。

「このままずっといたいな」と思えるひととき。


普段はコーヒー党で、カフェラテをよく飲む私ですが、

モルディブ滞在中は、日常ではあまり選ばないような南国らしいモクテルを楽しんだ。

オールインクルーシブだからこそ、値段を気にせず、気の向くままにオーダーできたのも嬉しいポイント。

円安や物価高といった現実から少し離れて、純粋に「モルディブ」を楽しめたのも、オールインクルーシブならではの魅力だった。

またこの時間を味わいたくて、私はきっとモルディブを訪れるだろう。

センタラ・ラスフシは、そう思わせてくれる場所だった。

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