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【ANAビジネスクラス搭乗記】The Roomで行くニューヨーク

今回私はANAのビジネスクラス「The Room」でニューヨークに行ってきました。
The roomはANAが2019年夏に10年ぶりに導入した新仕様のビジネスクラスとなります。

ANAの最新ビジネスクラスが気になる方や乗る予定のある方はぜひご覧ください。

この記事は私が2023年2月に搭乗したNH110(HND-JFK)/NH109(JFK-HND)の内容となります。

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The Room概要

The RoomとはANAの国際線の最新のビジネスクラスシートです。
従来のANAビジネスクラスの代表格でANA BUSINESS STAGGEREDと比較しても座席幅や座席間隔が広くなり、どの席からでも直接通路に出ることができる1-2-1配列となっています。
最大の特徴は通路側に完全に個室となる扉が設置されていて名の通りRoomとなっています。
ANAのThe Roomは5列目から20列目まであり合計64席あります。
以下シートマップとなります。

(引用: ANA公式ホームページ)

シートマップの●(黒丸)が座席の座る位置となり、青の矢印の向きが座る向きとなります。つまり偶数列が進行方向前向き、奇数列が後ろ向きとなっています。

機内

シート

シートモニターは24インチで4K対応のモニターとなります。

各ボタン類

THE Roomの最大の特徴である扉
扉を閉める時はボタンで自動で閉まりますが、開ける時は手動となります。
開ける時は少々力が必要でした。

扉を閉めた状態でも少しの隙間は残りますが、ほぼほぼプライベート空間となります。

ただこのTHE Roomでも1つ気になることが…
フルフラット状態にすると靴やスリッパが取り出せなくなってしまうという点です。

トイレなどの際に移動する時はその度にリクライニングを戻して靴やスリッパを収納スペースから取り出す必要があります。
これが少し面倒かなと思う位です。

アメニティ

ポーチはイギリスで有名なスーツケースブランド「グローブトロッター」のオリジナルポーチとなります。
中身は歯ブラシやアイマスク、耳栓に加えてSHIROのフェイスミストやリップバームが入っています。

日本発のアメニティ

日本着のアメニティ

日本発便と日本着便では仕様が異なっていて色も異なりますが中身は同じです。

またこちらのアメニティはTHE RoomでなくてもANAのビジネスクラス利用客であればもらうことが出来ます。

機内食

今回は洋食を選択しました
以下写真を掲載します

アミューズ

アペタイザー

メイン

デザート

また、機内食とは別に好きなタイミングで軽食やデザートを頼むことができます
今回は一風堂とコラボしたラーメンをいただきました

シート選びについて

今回私は往路は窓側の進行方向前向き、復路は真ん中の進行方向後ろ向きの席を選択しました。

それぞれの座席で感じたことを記していきます。

窓側の進行方向前向き

窓側と思って選択したものの、座席と窓との間に小机を挟む形となります。
ですので窓から景色を除く際は少々距離があり、シートベルト着用時は特に厳しい体勢になってしまいます。
景色を楽しみたい方は直接窓に面した後ろ向きの席の方が良いと感じます。

窓側の進行方向後ろ向き

離着陸時には後ろ向きであるといつもと異なる感覚がありますが、気にするほどではありませんでした。
窓に直接座席が面しているので景色を楽しむことができます。

真ん中の進行方向後ろ向き

2人での搭乗の際には特にお勧めします
中でも後ろ向きの真ん中席(奇数E、 F席)は席同士が直接面しているので会話なども容易にできますし、食事も一緒に楽しむこともできます。

また、1人での搭乗であっても隣の席との間にはパーテーションがあるので隣は気になりません。

The Room対象便

ANA公式サイトから予約する際の確認画面を紹介します。

以下ANA公式予約サイトの画面です。

この画面内にも赤い枠で囲っている2箇所にTHE Roomと記載されています。
こちらの場所に記載があればTHE Room対象便となります。

しかしながら急に機材変更となりTHE Roomでは無くなる機材となる可能性はあり得ます。

最後に

今回はANA国際線ビジネスクラス「THE Room」の搭乗記でした。
ニューヨークまで行くとなると飛行機に乗っている時間でも約12時間ほどとなります。
長距離移動も苦にならないビジネスクラス旅行でした。
皆さんもチャンスがあればぜひ利用してみてください。